賃貸を面白くするためのメルクマール(本館)

不動産業界の片隅でIT化の流れに身を任せつつ、賃貸をより面白くするために、あれこれと考える。

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老朽化したアパートの現実

実況検分のつづき

結局、事件性は無かったが、事故ではあった。死後数週間は経っていたとのこと。

こういうことが最近はとみに多くなってきている。
この物件だけでも2年ほど前に同じようなことがあったばかり。
老朽化し、事業規模が縮小し、プロの管理が入らないどころかオーナーもほったらかし。
(今回の件だって、管理物件ではないので私の立会料は請求すべきなのだが。)
私の、高橋メソッドを踏襲したわかりやすいプレゼン(笑)のみならず、大手ハウスメーカー等もこぞって事業提案を携え家主詣でを繰り返している。

ただ、オーナーからすれば、特に地域の大地主だからなのだが、そうビジネスライクに割り切れるものでもない。
例えば店子とは古い付き合いで、地主の息子を小さな頃から面倒を見てもらっていたりするとか。
この辺のところをムリヤリ数字で計らなきゃならないほどオーナーはお金に困ってるわけではない。

では、きちんと管理し、手直しを加えながら住みごこちを良く、とはなかなか難しい。本音ではやっぱり出て行ってもらいたいのだ。

時が経つほど店子も歳をとり腰が重くなる。また移転先も候補が少なくなり、例えが悪くて恐縮だが一種のババ抜きみたいな状況になっている。
店子の中には地域内の物件で3度も4度も移ってきてる人がいるくらいだ。

物件自体の事業収支だけでなく周辺の経済的損失も大きい。例えば建て替えや改修、所有者移転により街並みが少しずつきれいになってくる中、取り残された部分に対する地域の目は厳しくなっている。また防犯上、防災上も地域のネックになっているのだ。

こういう二律背反に葛藤しながらも日々事業リスクは高まっている。
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  1. 2005/11/05(土) 06:32:24|
  2. 業務日誌
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:2

コメント

大変でしたね。
大家のジレンマもよく理解できます。
定期借家であれば期限が来たら問答無用で退去を請求できるのでしょうけれども、法律論ではなく人間関係に根ざした問題であるところが悩ましいところですね。
社会的弱者に対する住居の確保こそ公的機関の役目であり、民間でもできるような事業からは撤退し、このような問題に集中すべきと思います。
  1. 2005/11/05(土) 22:08:32 |
  2. URL |
  3. Precious Works #-
  4. [ 編集]

今回のエントリでは結論的なところまで言及しませんでしたが、代わりに言って頂いたような気がするくらい同感です。
今後も現場の話を差し支え無いレベルで増やしていこうと思います。

ところでこの現場、とてもじゃないけど書けませんが、いろいろと凄かったです。というか進行中ですが。(泣

  1. 2005/11/06(日) 09:02:35 |
  2. URL |
  3. たっくん #whmHDhn2
  4. [ 編集]

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  1. 2005/11/29(火) 12:54:56 |
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